40代の貴公子、中村さんを攻略せよ!②

相談所の婚活

今回はただの読み物かも(笑)

40代高学歴高収入バツイチイケメン貴公子、

中村さんとの経過を御覧ください。

ファーストコール

仮交際が成立すると、

ファーストコールなるものがあります。

「交際成立ありがとうございました。」と

「次いつお会いしますか」といった内容の電話をするもので、

男性から女性に電話がかかってくる決まりです。

 

私はドキドキしながら中村さんからの電話を待っていました。

「もしもし中村です。」

電話の声も優しく、品があります。


「パスタが好きということでしたよね。夕食でもいかがですか」

「では駅前のお店はどうですか」


素敵な男性とは電話をするのもときめくものです

スムーズに決まり、次の金曜日の夕方に待ち合わせることになりました。
ナポリタンが有名なお店です。

デート一回目(ナポリタン)

私はダッシュで待ち合わせの駅に向かい、
化粧をイチからし直す気合でお店に向かいました。

彼は先に並んでいてくれていて、
ほどなく入店できました。

ナポリタンをたべるのに、紙エプロンを頼む姿に高貴さを感じます・・・

(えっエプロン…と一瞬思ったことは秘密です。
そんなもん使う男子と付き合ったことないんで。)


「どこか言ってみたいところはありますか。あ、僕と一緒にです

「そうですね…プラネタリウムに行きたいです」

知的な中村さんに似合う提案をしました。

「いいですね

とにこにこ顔の中村さんにほっとした私は、

(「もう少しプッシュしよう…」)



お店を出て改札まで送るという中村さんに

「もう帰っちゃうんですか?」

(※積極的ですね。)

 

「え!!どこか行きますか?」

 

嬉しそうにしてくれました。

結局二人で近くのビルの展望台に行き、夜景をみました。


私は目一杯楽しい話をしました。


中村さんは

「楽しいですねと、

ずっと笑ってくれていました。


でも私は心の中で思っていたんです。



(「彼はバツイチ…一体いつそれについて、話してくれるの?」)



切ない気持ちでした。

次の週の土曜日に中村さんが車を出して、美術館に連れて行ってくれることになりました。

続くよ、またね!

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