約束していたデート当日まで、星野さんと毎日メールをしていました。
知的でユーモラスな星野さんは私が理想とする条件です。
会うのが楽しみ。
見た目はたしかに好みじゃないけど、
見た目なんていくらでも私が変えてあげられるしね。
初デートの待ち合わせの瞬間に…
待ち合わせ場所にワクワクして向かいます。
「トモカさん!」
「あ、星野さ…」
…タイプじゃない!!!
会った一瞬で直感的に理解してしまいました。
かといって帰るわけにもいきません。
ランチは高級和食やさん。
すき焼きを注文することになったんです。
材料が運ばれてきて、誰かが鍋奉行にならないといけない。
「私がご用意しますね」
「いいんですか!??」
めっちゃ嬉しそう…
しかし女子が尽くして喜びを感じるのは、
惚れたあとですよ。
男性はやってあげたほうが無難ですよ~
星野さんはすき焼きをつくる私の手元をじーーーっと見ています。
作りにくい…
料理できるかチェックしているわけでもなく、
多分なにも意識していないのでしょう。
目線外すとか配慮はないの?
「私自身よりも私の母親のほうが本当に素敵な人間だと思います」
と無防備に語る星野さん。
マザコンとかは思わないよ。
でも、言動が子どもっぽいんです。
母親であっても他の女性を褒められるのは、
女性はいい気がしないものなんです。
別に付き合いがしっかりある段階でもないんだから、特に。
メールや電話で仲良く話したので、
すっかり素を見せてくださったのでしょう。
初めてあったときにはすごくエスコートしてくれたのに…
スーツが素敵だった人がダサく見えるからくり
ホテルのラウンジ(お見合い場所)は照明も素敵に作られています。
しかも、スーツは男性を輝かせます。
仕事ができる男性てかっこいいですよね。
私はそう思ってます。
だからスーツは男性を輝かせるんです。
星野さんはきっと仕事の上では相手の気持ちを優先して考え、配慮することができる人だと思います。
スーツを脱いだときが普段のご本人ですよね。
星野さんは洋服はダサくはない。
でもなんだか子どもっぽいんです。
「結婚相談所の男性はダサい」と
文句を言う女性は、
攻撃の的になります。
でも批判覚悟で解説させてください。
「ださい」というか「男らしさを感じない」
ということだと思うんです。
「年齢不相応に子どもっぽい」ということではないでしょうか。
男らしさを解説すると、エスコートできる男性はモテる。
支払いをスマートに済ませてくれたり、
足元を気にしてくれたり。
女性を優先してくれるということです。
相談所で出会う男性は性格は本当にいい方が多いです。
ご家族に大事に育てられたんだとわかります。
しかし、やってもらうことになれていて、
自分がしてあげることはうとい、というかニブい。
甘えんぼがすぐに出てきちゃう。
それは惚れさせてから、の話でしょう。
エスコートというと難しく感じますが、
要はサービス精神です。
男らしくなるには
お金がある人は、プロに頼んで「男らしい外見」にしてもらうことをおすすめします。
まずは外見から始めるんです。
「かっこよくしてください」
「女性にモテるようにしてください」
ってオーダーしてください。
恥ずかしさなんて一瞬です。
外見に自信がつけば、エスコートはあとから勉強してください。
結局見た目が9割ですし、見た目に中身が現れるものです。
女性もですよね。
めちゃくちゃ見た目頑張ってますから。
女性らしい服装が好きじゃない女の子だって
レースのスカート履いて頑張ってる。
「男らしさ」
「女らしさ」
古臭いかもしれないけど、婚活結婚においてはすごく重要だと思う。
あれだけユーモラスで笑わせてくれる人だとおもっていたのに…
私のサービスに甘える星野さんに対して、
一気に愛想笑いになりました。
しかも、ヒゲの剃り跡が青いんです。
こんなことも受け入れられないのは私の問題でしょうか?
そうかもしれない。
そうでしょうよ。
でも、
初めから全部受け入れてもらおうなんて虫のいい話です。
結局魅力で相手を惹き寄せないといけない。
動物だって頑張ってますよ。
羽を広げて、魅力的な声で鳴いたりして。
本能的な部分で女性の心を惹きつけるためには
男らしさって大切にしてほしい。
勘違いしないで!
自慢するとかじゃないんですよ。
そりゃあ子供のやることですよ。
相手が喜ぶことをしてあげるのが本当のアピールですよ!!!
はぁっ…
力んで疲れちゃった…
今日はここまでにします。またね!
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